当院のリハビリ

急性期リハビリ

急性期病床では、上下肢の骨折後、人工関節の手術を行った患者様・内科疾患で入院された患者様に対して早期からリハビリを行います。患者様一人一人の状態に合わせ、出来るだけ早い日常生活の自立や※廃用症候群の予防を目的にリハビリを行っています。

看護師や相談員などの他職種とのチームワークを大切にし、地域の皆様に信頼されるように真心を込めてリハビリを提供しています。

※廃用症候群とは・・・特定の器官を長期間、動かさないでいることによって生じる障害。他の疾病の治療のための安静状態や、高齢で動けなくなるなどが原因。筋萎縮・筋力低下などの運動機能障害や臓器の障害、床擦れなど。生活不活発病。

術後早期から始まる機能的リハビリテーションを行っています。

地域包括ケア病床

急性期の治療が終了しても、歩行で生活ができるかな? 調理動作ができるかな? 段差や階段の昇降ができるかな? 等在宅での生活が不安な患者様を対象に自宅により近い環境でのリハビリテーションを365日体制で提供しています。

回復期リハビリ

回復期リハビリ病棟では、患者様が不安なく、より在宅に密着できるように「生活をする」という視点で医師・コメディカルとのコミュニケーションをとり、365日体制でリハビリテーションを行っていきます。入院時訪問・各種カンファレンス・家族見学・外出や外泊練習等を行い、患者様に合った評価・リハビリテーションを提供しています。また、言語聴覚士による言語療法や摂食機能療法も行っています。

2階リハ室全体写真
浴室・トイレ等の練習用の部屋で実際の動作練習をします。
自宅での敷居を想定して歩行練習を行っています
自宅で必要になる家事等(食器洗い)の練習を行っています。

回復期リハビリテーション病棟

  • 疾患割合

    脳血管

    16

    %

    運動器

    84

    %

  • 在宅復帰率

    83

    %

  • 平均在院日数

    55

  • 実績指数:FIM

    49.5

    ※FIM(機能的自立度評価法)は、日常の生活動作の自立度を示す指標です。

  • 平均単位数

    6.2

    単位

    ※20分を1単位として、患者1人1日あたりのリハビリテーション数を示します。

  • リハビリ職員数

    ST

    2

    OT

    12

    PT

    22

    合計

    36

    (PT=理学療法士、OT =作業療法士、ST=言語聴覚士)

※2023年4月現在

外来リハビリ

退院後も外来リハビリを利用して頂き、いつまでも住み慣れた街でよりよく生活できるように精一杯サポートしていきます。足底挿板療法(インソール)を用いた保存治療も提供しています。

1階リハ室全体写真
1階リハ室全体写真

インソール

  • 外反母趾や、扁平足、タコ
  • スポーツや仕事で足を酷使している方
  • 成長期のお子様の足の痛み

足部のあらゆるトラブルに対して、症状の改善や軽減の効果のあるインソールを、個人に合わせて作成しております。 また、靴選びのアドバイスも行っています。足のサイズに合わせた靴選びをすることで、症状が改善する場合もありますので、整形外科またはリハビリテーション科へご相談下さい。

インソール作成用に足のサイズを測定しています。

短時間リハビリ

介護保険で利用できる個別リハビリを含めた短時間(1時間30分)のリハビリ特化型のデイケアです。療法士が個別リハビリを行い、利用者さんの状態に合わせたプランを作成し自主トレーニングを進めていきます。心身機能の維持・向上を図り、「住み慣れた街で自分らしい生活」をして頂けるよう、支援させていただきます。

本人のニーズにあった活動を提供しています(草抜きに必要な姿勢練習)
家事動作練習や環境設定のアドバイスをします。(洗濯物干し竿の高さの調整等)